ソンスに降り立つとお店の前に立つ白衣を羽織った人に香水のサンプルとして
香りのついたポストカードを渡される。
へー、良い香りだね。ちょっと入ってみますか。
と顔を上げるとそこはアメリカのライフスタイル雑誌「KINFOLK」が手掛ける香りアイテムのお店。
後から知ったことだがこの実店舗はまだ韓国だけでの展開らしい。
店内には香水、ハンドクリームなどKINFOLKの世界観が表現された香りアイテムがずらり。
「日本のかたに一番人気の香りはこちらです」とお店の人が紹介してくれる。
魅力的ではあるが普段香水を使うことがほとんどないため一旦保留。
ちょっと考えます、と店を後にする。
それから雑貨屋や他のコスメショップを巡っている間も
上着のポケットからは先ほど受け取ったポストカードから良い香りがしてくる。
香りは記憶と深く結びつくと言う。
きっとこの香りはわたしの韓国での思い出と今後もリンクしていくのかもしれない・・・
そして再びお店に戻ってきたのである。
ここまでVOGUE編集長の気分で書いてきたが早い話が私は良いカモである。
買いました。KINFOLKの香水。
選んだのはCaptain’s Barという香り。30ml 110,000KRW。
香港のマンダリンオリエンタルの「キャプテンズ・バー」からインスピレーションを受けた香り。
はー、あのキャプテンズバーね。とは申し訳ないがならなかったけれど良い香りです。
MAIN NOTES：シトラス、スミレ、バニラ
FAMILY NOTES：フレッシュシトラス、グリーン
TOP：シトラスノート、サイプレス
MIDDLE：スズラン、スミレ
BASE：ムスク、アンバー、バニラ
パッケージも素敵。
楽しかった韓国旅行を思い出すので気分を上げていきたいときに使ってます。
